八角理事長 書面でコメント「痛恨の極みであります」

[ 2017年11月19日 21:24 ]

大相撲九州場所の会場を後にする日本相撲協会の八角理事長
Photo By 共同

 19日に危機管理委員会による横綱日馬富士関への初の聴取を終え、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は書面でコメントを出した。一連の問題に言及するのは、暴行の事実が発覚した14日以来となる。

 コメントの全文は次の通り。

 このたびは、日馬富士の暴力問題につきまして、相撲ファンの皆さま、関係方面の皆さまに多大なるご迷惑、ご心配をおかけいたしまして、深くおわび申し上げます。

 不祥事の再発防止を皆さまにお誓い申し上げ、協会全体で取り組んでいたにもかかわらず、このような事態を引き起こしてしまい、痛恨の極みであります。

 現在、鳥取県警の捜査に全面的にご協力しているところですが、協会としましても、危機管理委員会において、本場所中ではありますが、すでに調査に着手しております。また関係者からの聞き取りにつきましても、休場中の力士ら、可能な範囲で進めてまいります。

 できるだけ早く、事実関係を明確にすべく、最大限の努力をいたします。再発防止の対策につきましても、協会の総力を結集して、講じていく所存です。

 このような状況であるにもかかわらず、11月場所では、連日、大勢のファンの皆さまにお越しいただいております。心より感謝申し上げます。

 皆さまのご支援を裏切らないよう、一層の土俵の充実を図るべく、取り組んでまいります。

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2017年11月19日のニュース