白鵬がスカウトの炎鵬3連勝 勝ち越し王手

[ 2017年11月19日 15:03 ]

<九州場所8日目>炎鵬(左)に中に入られ、一方的な相撲で負けた豊ノ島
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 白鵬がスカウトした幕下14枚目の炎鵬(宮城野部屋)が元関脇・豊ノ島(時津風部屋)を寄り切り、勝ち越しに王手をかけた。

 「相撲うまくて、特に小兵にはうまいイメージ」。1メートル69、100キロに満たない新鋭は「左差しなので、左を出して右で下からおっつけるイメージ」と俊敏な動きで34歳のベテランを追い込んだ。「自分の形になってからモタモタした」というが、しっかりと勝負を決めて3連勝とした。

 3場所連続優勝した白鵬の弟子と人気ベテラン力士の一番とあり、取組前には大きな歓声が上がった。兄弟子の十両・石浦からは「テレビで見た人だから気負わず楽しめ」とアドバイスをもらったという。「土俵に立った時は不思議な感じがした」。快進撃を続ける炎鵬は花道を引き揚げ笑顔を見せた。

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2017年11月19日のニュース