稀勢の里、早くも3敗…約3年ぶり初顔に黒星「ああ、クソッ」

[ 2017年11月19日 05:30 ]

大相撲九州場所7日目   ●稀勢の里―北勝富士○ ( 2017年11月18日    福岡国際センター )

初顔の北勝富士(左)に寄り切りで破れた稀勢の里
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 約3年ぶりに、稀勢の里が初顔の相手に敗れた。自分の形に持ち込めなかった和製横綱は、支度部屋での質問に無言を貫いた。まげを結い終わると「フーッ」という大きなため息をつき、帰り際には「ああ、クソッ」と吐き捨てた。稀勢の里が最後に初顔に敗れたのは、大関時代の14年秋場所11日目の逸ノ城戦だった。そこから14連勝していたが、ついに止まった。

 今場所の3敗はいずれも平幕相手。1場所で3個の金星配給は自身最多で、通算7個目となった。全勝の白鵬とは早くも3差。3場所連続休場からの再起を期す横綱は、中日を前に窮地に立たされた。

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2017年11月19日のニュース