貴ノ岩の診断書を作成した病院「重傷であるように報道されていることに驚いている」

[ 2017年11月17日 19:34 ]

貴ノ岩
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 日本相撲協会にある危機管理委員会の要請を受け、貴ノ岩の診断書を作成した福岡県済生会福岡総合病院が「当病院としても、重傷であるように報道されていることに驚いている」とコメントを発表した。

 13日に公表された診断書には貴ノ岩の病名が「(1)脳しんとう(2)左前頭部裂傷(3)右外耳道炎(4)右中頭蓋底骨折、髄液漏の疑い」と書かれた。以降、「頭蓋底骨折」と「髄液漏の疑い」は切り離され、報道でも日馬富士に暴行を受けた貴ノ岩は頭蓋底骨折であると伝えられた。事件現場について証言した白鵬も「どこで頭が割れたか分からない」と困惑した。

 一連の報道を受け、同病院は「頭蓋底骨折と髄液漏れは、双方ともに疑いである」と説明した。病院から説明のないまま診断書を見れば、一般的に貴ノ岩が激しい暴行を受けたと捉えられる。これが、騒動に拍車をかけた一つの要因でもあった。

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2017年11月17日のニュース