協会役員招集　経緯など説明、春日野広報部長「捜査を優先」

日馬富士暴行問題

　日本相撲協会執行部は１６日、理事ら役員を招集し、八角理事長が一連の経緯や対応などを説明した。

　伊勢ケ浜親方、貴乃花親方は呼ばれず、説明は１０分ほどで終了。出席者から質問は出なかったという。相撲協会は危機管理委員会で暴力問題の調査を進めることにしていたが、春日野広報部長（元関脇・栃乃和歌）は「警察が乗り出したからには、私たちが警察より先というのはどうか」と鳥取県警の捜査を優先させた上で協会も動いていく考えを示した。