白鵬が証言 日馬の暴行問題「ビール瓶では殴ってない」手から滑り落ちた

[ 2017年11月16日 11:19 ]

朝稽古を終え日馬富士の暴行問題について証言する白鵬
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 大相撲の横綱白鵬が16日、福岡県糟屋郡の宮城野部屋での稽古後に報道陣に対応。横綱日馬富士による、貴ノ岩への暴行問題について、「実際に手を出したのは事実。今回報道されたような、ビール瓶では殴っておりません」と証言した。

 15日に暴行現場に同席していたことを認めていた白鵬。この日は、日馬富士が貴ノ岩を数回殴ったとされる10月25日の様子について口にし、ビール瓶などで暴行を加えたとされている報道については否定した。

 白鵬によると、日馬富士がビール瓶を手にしたことは事実だが、瓶の周りに水滴が付いていたため手から滑り落ちたという。この瞬間に、白鵬が日馬富士をその場から連れ出した。また、その場で貴ノ岩が謝っていたこと、さらに翌日10月26日の巡業の際にも「お互いに謝っていた」と証言した。

 日馬富士は暴行の事実を認めており、白鵬も「これはやってはいけないこと」と断罪。また、ファンに向けても「申し訳ない気持ち」と謝罪の言葉を述べ、「あとは土俵の上で頑張って、いい相撲をとっていくだけ」と毅然とした表情で話した。

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2017年11月16日のニュース