友野7位、佐藤11位 羽生欠場の日本勢、男女17年ぶり優勝逃す NHK杯男子フリー

[ 2017年11月11日 21:16 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第4戦NHK杯第2日・男子フリー

男子フリーで表現力豊かな演技を見せる友野
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯は11日、男子シングルのフリーが行われ、日本勢はショートプログラム(SP)で6位につけた友野一希(19=同大)がフリーで152.05点をマークし、合計で自己ベストを更新する231.93点の7位、SP10位の佐藤洸彬(21=岩手大)は123.25点の合計199.20点で11位だった。

 合計271.12点のセルゲイ・ボロノフ(ロシア)がGPシリーズ初優勝。2位がアダム・リッポン(米国)で261・99点、3位がアレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)で252・07点だった。

 3連覇が懸っていた羽生結弦(22=ANA)が負傷欠場した日本勢は09年以来、8年ぶりに優勝を逃し、男女ともに優勝を逃したのは00年以来、17年ぶりとなった。

 SP6位の友野は2度の4回転ジャンプで着氷が乱れたが、合計で自己ベストを6.63点更新した。

 SP10位の佐藤はジャンプの着氷がなかなか決まらなかったものの合計で自己ベストを14.42点更新する199.20点だった。

 ▽友野一希の話 (ミスが出た)4回転サルコーは悔しい部分だが、あとは練習通りにできた。もっと上を目指したかったが、思い切って滑れて悔いはない。

 ▽佐藤洸彬の話 後半に向け、どんどん失速してしまった。自分をコントロールしきれずに悔しい。NHK杯という舞台に立つことだけに満足しないように練習していきたい。

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