ベンガルズのグリーンが暴行で退場 ジャガーズのラムジーにパンチ連打

[ 2017年11月6日 15:47 ]

暴力行為で退場処分となったベンガルズのグリーン(AP)
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 NFLジャガーズのWR、A・J・グリーン(29歳)が5日に敵地ジャクソンビル(フロリダ州)で行われたジャガーズ戦で、ジャガーズのCBジェイレン・ラムジー(23歳)を背後から引き倒したあとにヘルメットにパンチを浴びせ、暴力行為で退場を宣告された。

 場面は第2Qの終了間際、ベンガルズのラン・プレーがストップしたときに始まった。そのとき、ラムジーがグリーンの背中を押したことが発端。激怒したグリーンがラムジーを羽交い締めにして引きずり倒し、そのあと前代未聞の“パンチ連打”が始まった。ヘルメットの上からとあってラムジーは負傷しなかったが即・退場処分。試合開始早々からグリーンに“トラッシュ・トーク”を繰り返していたラムジーも「乱闘を扇動した」として同じく退場処分を科せられた。

 プロボウルに6回選出されているグリーンは「選手として、そして1人の父親として恥ずかしい行為。とても後悔しているし、どんな罰でも受け入れる」と反省の弁。しかし出場停止処分が科せられるのは必至で、ここまで低迷しているベンガルズにとっては大きなダメージになりそうだ。

 試合はジャガーズが23―7(前半13―7)で勝利を収め、今季初の連勝で5勝3敗。ジャガーズはAFC南地区でタイタンズと並んで首位に立っている。同地区3位のベンガルズは3勝5敗。次週はタイタンズと顔を合わせる。

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