2位樋口「もっとできるなと思っている」表現面の成長に手応え

[ 2017年11月5日 19:18 ]

エキシビションで演技する樋口新葉
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、中国杯の女子でGP自己最高の2位に入った樋口新葉(東京・日本橋女学館高)がフリーから一夜明けた5日、北京で取材に応じ「自分に集中することができたから、これだけの演技ができた。もっとできるなと思っているのですごく楽しみ」と笑みを浮かべた。

 2枠の平昌冬季五輪代表争いで4位の三原舞依(シスメックス)、5位の本田真凜(大阪・関大高)に直接対決で勝ち、シリーズ上位6人のファイナル(12月7〜9日・名古屋)進出に望みをつないだ。シニア2季目となり「だんだんと強みになっている」と表現面の成長に手応えを得た。

 三原は「(同じ4位の)去年より100倍くらい悔しい」と話し、第5戦のフランス杯(17、18日・グルノーブル)に向け「(ファイナルの)可能性がゼロではないので改善できることは全部やりたい」。本田は全日本選手権(12月21〜24日・東京)に備え、地方大会に出場して調整する意向を示し「自分ができることを後悔がないように練習したい」と言った。

 上位選手によるエキシビションは樋口が出演し、伸びやかなスケーティングで魅了した。

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