マークセン 逆転で今季4勝目、連続賞金王決めた 最高額更新

[ 2017年11月5日 05:30 ]

男子シニアゴルフツアー 富士フイルム・シニア選手権最終日 ( 2017年11月4日    千葉県木更津市 ザ・カントリークラブ・ジャパン=7174ヤード、パー72 )

富士フイルム・シニア最終日 優勝したマークセン(右)は古森大会会長と笑顔で記念撮影
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 1打差の2位で出たプラヤド・マークセン(51=タイ)が5バーディーの67で回り、通算11アンダーの205で今季4勝目を挙げ、2年連続の賞金王を決めた。今季の獲得賞金は6895万4791円となり、自身の持つシニアツアー最高額を更新した。2打差の2位には崎山武志(54=アビバホールディングス)が入った。

 最終ホールのパー5をバーディーで締めたマークセンが今季4勝目と2年連続賞金王をもぎ取った。「今日は昨日よりせきが減って良いプレーができた。今年も賞金王になれて非常にうれしい。賞金が大きい大会で勝てたのが良かった」

 10月にひいた風邪が長引き、初日は出遅れたが、2日目から見事に逆襲。心配した息子のアイスさん(22)が来日し、付き添った。9月の日本シニアの優勝も見届けたラッキーボーイの援護に発奮。風呂で体を温め、試合前練習は回避し、回復に努めた。

 息子もタイでプロになり、父の姿に「いずれは日本でプレーしたい」と刺激を受けた。今季レギュラーツアーでも優勝した鉄人は、来季も日本が主戦場となる。

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2017年11月5日のニュース