三原舞依と一問一答「気持ちのコントロールの面でいい収穫」

[ 2017年11月4日 22:07 ]

フィギュアスケートGPシリーズ中国杯・女子フリー ( 2017年11月4日    北京 )

笑顔で演技する三原(AP)
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 フィギュアスケートのグランプリシリーズ第3戦中国杯(北京)で4位だった三原舞依(18=シスメックス)と、報道陣の主なやりとりは以下の通り。

 ――点数について

 「今日のデキの中では高得点が出たと思うけど、ジャパンオープン(147・83点)よりは(フリーの得点が)9点近く下がった(139・17点)。それは残念。ショート(プログラム)が終わってから少し落ち込んだんですけど、気持ちのコントロールはよくできたかなと思う。順位や点数だけじゃなく、気持ちのコントロールの面でいい収穫だったと思う」

 ――気持ちのコントロールをどうしたのか

 「ショートは7位だったけど、大きなミスはなく、プログラムコンポーネンツも高い点数だった。それも前回大会からの進歩ととらえた。グレアム先生からも“今回はしっかり練習ができたから”と言ってもらえたので、気持ちが前を向くことができた」

 ――前日はロシア選手と交錯した。引きずらなかったか

 「引きずらずにやろうという意思が強かった。“痛くても考えない”という風に、自分の中で“大丈夫、大丈夫”と言い聞かせた」

 ――どんな治療をしたのか

 「言い訳にしたくないので、言うのは控えさせていただきます。何があってもできる。そういうところまで自分の中で自信を付けていけば、試合前にどんなアクシデントがあったとしても乗り越えていけると思う。今回はいい経験になりました。次に同じことが起こっても、中国杯のことを思い出したいです」

 ――3回転サルコーでガッツポーズが出た

 「ジャパンオープンの後、手を挙げての3回転サルコーで失敗することが何度かあった。両手を上げるサルコーを始めてから少ししか経っていない。その不安があった。不安を乗り越えて最後まで締めることができた。その喜びでガッツポーズをしました」

 ――3回転サルコー成功の喜びか

 「どちらかと言うと、全部のジャンプで着地することができた喜びが大きかったかな、と思います」

 ――お客さんがショートプログラムよりたくさん入っていた

 「自分なりには上の方のお客様まで伝えようという意思のもと、大きく演技ができたのは良かったのかなと思います」

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