17歳の坂本 3つのジャンプ全て成功 西日本フィギュア

[ 2017年11月4日 21:43 ]

 フィギュアスケートの西日本選手権第2日は4日、アクシオン福岡で行われ、女子ショートプログラム(SP)で昨季世界ジュニア選手権3位の坂本花織(シスメックス)が67・58点で首位に立った。新田谷凜(中京大)は61・19点で2位、竹内すい(大同大大同SC)が59・70点で3位。

 平昌冬季五輪代表入りを目指す17歳の坂本は基礎点が1・1倍になる演技後半に入れた三つのジャンプを全て成功した。いずれも加点を1点以上もらい「持っているものを全部出し切ろうと思ってやった」と充実の表情を見せた。

 グランプリ(GP)シリーズ第1戦のロシア杯で5位にとどまって大粒の涙を流し、わずか2週間後に迎えた今大会。悔しさを糧に努力してきたシニア転向1年目のホープは「シニアではまだまだ未熟。たくさん(試合を)経験できることに今は感謝している」とさらなる成長を期している。

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2017年11月4日のニュース