セルティクスが敵地でサンダーに逆転勝ち リーグ全体の単独首位に浮上

[ 2017年11月4日 14:43 ]

チームをけん引したセルティクスのアービング(AP)
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 NBAセルティクスは3日、敵地オクホマシティー(オクラホマ州)でサンダーに101―94(前半35―55)で逆転勝ち。マジックがこの日ブルズに敗れたため、セルティクスは開幕から連敗を喫しながら7連勝を飾ってリーグ全体の単独首位に立った。

 前半は苦戦。ガードのカイリー・アービング(25歳)とセンターのアル・ホーフォード(31歳)の主力コンビは2人で6得点しか挙げられなかった。アービングの最初の得点は前半終了2分前。18点差をつけられ、連勝は途絶えるかと思われた。

 しかし後半に入ってアービングが22得点(計25得点)を稼げば、ホーフォードは第4Qに3本の3点シュートを立て続けに決めて17得点(計20得点)をマーク。敵地で貴重な勝利を収めて連勝記録を伸ばした。

 サンダーは勝機を逃して4勝4敗。ラッセル・ウエストブルック(28歳)は19得点、6リバウンド、11アシストを挙げたものの、アービングとの“看板ポイントガード対決”に敗れた。

 ポール・ジョージ(27歳)は25得点と10リバウンド。カーメロ・アンソニー(33歳)は14リバウンドを記録したが、フィールドゴール(FG)の成功は17本中3本のみ。放った5本の3点シュートはすべて外し、結局10得点に終わった。

 セルティクスはジャズから移籍してきた期待のフォワード、ゴードン・ヘイワード(27歳)が開幕戦の開始5分に左足首を骨折。今季の年俸は2973万ドル(約34億円)だったが、今季の出場は絶望となった。

 しかしアービングを中心にチームは結束。7連勝の期間中、失点はすべて94点以下に抑えこむなど、粘り強いディフェンスで白星を並べている。

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