崎山が単独首位 賞金トップのマークセン、ベスト65で2位

[ 2017年11月4日 05:30 ]

男子シニアゴルフツアー 富士フイルム・シニア選手権第2日 ( 2017年11月3日    千葉県木更津市 ザ・カントリークラブ・ジャパン=7174ヤード、パー72 )

富士フイルム・シニア選手権第2日 7アンダーで首位に浮上した崎山
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 5位から出た崎山武志(54=アビバホールディングス)が6バーディー、2ボギーの68で回り、通算7アンダー、137で単独首位に立った。優勝すれば2年連続賞金王が確定するプラヤド・マークセン(51=タイ)はこの日のベストスコア65で回り、1打差の2位に浮上。寺西明(51=フリー)が通算5アンダーの4位につけた。

 崎山が今季初Vを視界に捉えた。3メートルを沈めた12番から圧巻の5連続バーディーで首位に立った。昨季は2勝で2年連続賞金ランク2位も、今季は5月に腰痛を発症し優勝から遠ざかっている。「バーディーを取りにいくのではなく一打一打考えるのがうまくいった。体調も良くなって、今週はいい感じ。このタイトルは獲りたいですね」。メーカーが同じということで今季は久保と清水と3人でウエアをそろえることがあり、今大会も初日は3人が同組で、この日も別組ながら同じコーディネートでプレーした。決戦の最終日も“おそろ”ウエアで注目を集めるつもりだ。

 《寺西粘ってV望み》初日2位の寺西が我慢のゴルフで優勝争いに望みをつないだ。前夜の雨の影響で上位陣のスコアが伸び悩む中、3バーディー、2ボギー。「結構耐えたかな。1つ伸ばせたのは良かった。明日は頑張って楽しめるかな」と笑顔を見せた。30歳でゴルフを始め、15年に49歳でプロテストに合格。昨年は出場権を懸けた予選会を経てツアー参戦し、賞金ランキング26位で今年のシードを獲得した。同じく49歳でプロに転向した田村は昨年大会で初優勝。「自分は自分のゴルフをするだけ」と語った。

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2017年11月4日のニュース