田中刑事 SP4位「復帰明けを考慮すると良かったと思うけど、得点は納得いかない」

[ 2017年11月3日 22:14 ]

ショートプログラム4位の田中(AP)
Photo By AP

 フィギュアスケートのグランプリシリーズ第3戦中国杯の男子ショートプログラムで田中刑事(22=倉敷芸術科学大大学院)は4位スタートとなった。

 【田中刑事に聞く】

 ―公式練習では4回転サルコウはなかなか決まらなかった。何かつかんだのか。

 「思い上がらずに、元々こういう調子なんだと思い直した。本番は一発勝負。ポンポン勢いある滑りをすることだけを考えた」

 ―故障明けだった

 「復帰明けを考慮すると良かったと思うけど、得点は納得いかない。取りこぼしや伸ばしたいところがあった。どのジャンプも成功しにいくというより、失敗を恐れずという感じだった」

 ―90点を超えたかったか

 「もちろん90点台を狙わないといけない。満足しきれない」

 ―故障明けの不安はあったか

 「不安しかなかった。いろいろ考えたけど、一端(気持ちを)ゼロにして、心配してくれている方に元気だよという姿を、演技を通して見せられたら、と思っていた」

 ―それはできたか

 「調子が悪かった分、失敗してもいいやという気持ちで、勢いを大切にして滑った」

 ―フリーは4分半

 「体力が一番心配。勢いで乗り切るしかない。ジャンプを冷静に、あとは元気よく。フリーはそういうテーマ。フリーのテーマをしっかりすべりたい」

続きを表示

2017年11月3日のニュース