山県&飯塚 東京五輪へ決意新たに「たくさんの子どもたちの希望となるように頑張りたい」

[ 2017年11月3日 17:31 ]

トークショーに参加した(左から)田知本、飯塚、山県
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 リオデジャネイロ五輪男子400メートルリレー銀メダルメンバーの山県亮太(25=セイコーホールディングス)、飯塚翔太(26=ミズノ)らが3日、都内で行われたリオ五輪の公式映画「休戦の日々」のトークショーに参加し、20年の東京五輪へ決意を新たにした。

 出場選手のみならず、世界中からの観客、選手団を迎え、大会運営を支えた市井の人々にもスポットライトを当てた同作に飯塚は「すごく感動しました。リオにいるすべての人が参加者だったんだなと」と心を動かされた様子。山県は昨年の五輪を振り返りながら「オリンピックは国や歴史、人々のいろんな思いが一カ所に集まる。そんな大会で走れたことを本当に誇りに思う」と胸を張った。

 20年東京五輪開幕まで1000日を切り、ともに400メートルリレー金メダルと、個人種目での決勝進出を目標に掲げた。山県は「ホスト国の選手としてオリンピック精神を大切に他国の選手をもてなせれば」と「おもてなし」へ意気込み。飯塚は「たくさんの子どもたちが見に来ると思うので、陸上の希望となるように頑張りたい。応援を力に変えたい」と活躍を誓った。

 トークショーにはリオ五輪の柔道女子70キロ級金メダリストで、10月に現役引退を発表した田知本遥(27=ALSOK)、同大会で史上初めて結成された難民選手団の一人である柔道男子90キロ級代表のポポレ・ミセンガ、コンテンツディレクターのヒギア・イケダ氏、ディレクター・オリンピック財団カルチャーアンドヘリテージのフランシス・ガベ氏も登壇した。

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2017年11月3日のニュース