田中刑事、復帰戦・中国杯へ「感覚は戻っている」

[ 2017年11月2日 13:00 ]

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦中国杯に出場する男子の田中刑事(22=倉敷芸術科学大大学院)が2日、公式練習で大会リンクの感触を確かめた。腰を痛めた影響でGPシリーズ初戦ロシア杯を欠場。今大会が復帰戦になる。

 「ジャンプ、滑りの一つ一つを丁寧にしたい。休んでいたが、感覚は戻っている。自信を持って点数を稼いでいきたい」

 田中は9月のスロバキア(21、22)の大会前に転倒で右腰を痛めた。その後、10月のロシア杯(20、21日)に向けた調整中に悪化。「右腸腰筋筋損傷」で全治3週間と診断された。10日間ほどジャンプができない期間があった。「ジャンプの姿勢や(4回転)トーループのを踏み切るときに痛みが出ていた」。

 18年平昌五輪の代表3枠目をつかむべく、今大会と、最終選考の全日本選手権で「どれだけアピールをできるか」と、故障の遅れを挽回する。

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2017年11月2日のニュース