きょうだい五輪出場 高木姉妹、渡部兄弟らが虎視たんたん

[ 2017年11月1日 10:30 ]

平昌冬季五輪まであと100日

スピードスケートの高木菜那(右)、美帆姉妹
Photo By 共同

 過去にきょうだい3人の五輪同時出場は数例ある。96年アトランタ五輪では柔道の中村3兄弟が同時出場。95キロ級の佳央は7位、65キロ級の行成が銀メダル、71キロ級の兼三が金メダルだった。12年ロンドン五輪では体操の田中和仁、理恵、佑典の3きょうだいが同時出場。和仁と佑典は男子団体で銀メダルを獲得した。

 平昌五輪では兄弟・姉妹で出場を狙う選手は多い。スピードスケートの高木姉妹は姉・菜那がソチ五輪代表、妹・美帆がバンクーバー五輪代表。初の同時出場で団体追い抜きや新種目のマススタートでメダル獲得を狙っている。ショートトラックでは斉藤仁美、慧(けい)が今季のW杯代表に名を連ねている。ノルディックスキー複合の渡部暁斗、善斗は2大会連続の同時出場を狙う。アイスホッケー女子では床亜矢可、秦留可(はるか)が代表入りを目指している。

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