高安 右太腿負傷後初の相撲「悪くない」、カド番にも焦りなし

[ 2017年11月1日 05:30 ]

稀勢の里(左)は福岡入り後初めての稽古で高安と胸を合わせた
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 大相撲九州場所(12日初日、福岡国際センター)をカド番で迎える大関・高安(田子ノ浦部屋)が、福岡入り後初の稽古で兄弟子の横綱・稀勢の里と11番取った。秋場所で右太腿の内転筋を部分断裂。秋巡業を全休し、この日が負傷後初めての相撲。1勝10敗と大きく負け越し「完璧とは言えない。8、9割ぐらい」と万全ではないが「稽古始めとしては悪くない。(九州場所は)出る前提で稽古している」と手応えは感じている。大関3場所目のカド番にも「気楽にやる。今場所がダメなら来場所という気持ちで」と焦りはなかった。

 春場所で負傷した左上腕に不安を抱えている稀勢の里は、左からのはず押しを見せるなど復調気配。3場所連続休場中だが「(状態は)いい感じ。しっかり相撲を取って集中していく」と話した。

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2017年11月1日のニュース