ファイナルで対戦したウォリアーズとキャバリアーズが苦戦 序盤は不調

[ 2017年10月30日 15:08 ]

ピストンズに敗れたウォリアーズのカリー(AP)
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 2年連続でファイナルで顔を合わせたウォリアーズとキャバリアーズが29日、ともにホームで敗れて黒星をまたひとつ重ねた。

 王者ウォリアーズは地元オークランド(カリフォルニア州)でピストンズに107―115(前半57―52)で苦杯。ケビン・デュラント(29歳)が29得点、ステフィン・カリー(29歳)が28得点、クレイ・トンプソン(27歳)が27得点を稼いだものの土壇場で競り負けて4勝3敗となった。ホームでは今季2勝2敗。2015年にはシーズンを通してホームでは2敗(39勝)しかしなかったが、今季は早くもその敗戦数に並んだ。

 ピストンズは最後に粘って勝利を収めて5勝2敗。セルティクスから移籍してきたエイブリー・ブラドリー(26歳)がチーム最多の23得点を稼ぎ、ディフェンスでも貢献して王者をなぎ倒した。

 キャバリアーズも地元クリーブランド(オハイオ州)でニックスに95―114(前半54―62)で敗れて3勝4敗。7戦を消化した時点で「借金」を背負ったのは4季ぶりとなった。

 レブロン・ジェームズ(32歳)は16得点、10リバウンド、7アシスト、4試合ぶりに復帰したデリック・ローズ(29歳)は15得点をマークしたが、ここ5戦で4敗目。ニックスのティム・ハーダウェイJR(25歳)に34得点、クリスタプス・ポルジンギス(22歳)に32得点を許すなど、今季低調なディフェンスが最後まで精彩を欠いた。

 ニックスは2勝3敗。開幕3連敗を喫したが、その後は白星を2つ並べている。

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