山県亮太 来季に向けて練習再開していた!東京五輪リレー金の決意も

[ 2017年10月28日 20:01 ]

山県亮太
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 陸上男子100メートルで10秒00の記録を持ち、右太もも裏肉離れで今月上旬の国体を欠場した山県亮太(25=セイコーホールディングス)が28日、来季に向けて既に練習を再開していることを明かした。

 20年東京五輪開幕まで1000日となったこの日、都内で毎日新聞社主催のトークイベントに参加。「ここ(イベント)に来る前にも全開でトレーニングしてきました」と明るい表情で話した。肉離れは軽度で、先週から練習を始めている。

 9月9日に桐生祥秀(21=東洋大)が9秒98で日本新記録を樹立。「彼の記録は刺激になった」と言う山県は、9月24日に10秒00をマークした。その後の肉離れも癒え、日本人2人目の9秒台突入を狙う来季を見据える。今季は初戦となった3月のオーストラリアの大会で10秒06を出した。「また同じ試合に出られるように調整している。来年も早い段階でスピードを上げたいので」と来季もオーストラリアで始動する意向を示した。

 東京五輪へのカウントダウンも本格的にスタート。「(東京では)9秒8台で走って表彰台に上がるところまで思い描くとともに、リレーの金メダルを取りたい」と自国開催の夢舞台へ強い決意を口にした。

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2017年10月28日のニュース