ホッケーさくらジャパン 自腹にさらば!協会が損保ジャパン日本興亜と契約

[ 2017年10月24日 15:56 ]

会見に出席したホッケー女子日本代表「さくらジャパン」の田中(左)と河村
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 日本ホッケー協会は損保ジャパン日本興亜とトップパートナー契約を結び、24日に都内で会見した。

 女子日本代表「さくらジャパン」は04年アテネから4大会連続で五輪に出場している(男子は68年メキシコシティー五輪が最後の出場)が、代表選手にはこれまで海外遠征や国内合宿で年間数十万円の自己負担が発生していた。

 損保ジャパン日本興亜の西沢敬二社長は「代表レベルでも苦労しているという話を聞いて、なんとか助けてあげたいと思った」とし、今後選手の自己負担はなくなる見込み。FWの河村元美(21=山梨学院大)が「毎回合宿や海外遠征でお金を出すのが当たり前だったので、すごくありがたいです」と言えば、DFの田中泉樹(25=コカ・コーラウエスト)も「強化費という現実的な部分で力になってくれてホントに感謝しています」と話した。

 さくらジャパンは28日から岐阜・各務原で開催されるアジアカップに出場。胸に「SOMPO」というロゴが入った新ユニホームで戦う。河村は「一人一人持っている力を発揮して優勝目指して頑張りたい」と力を込めていた。

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2017年10月24日のニュース