有希、226・8点で優勝!荒天も問題なし ジャンプ記録会

[ 2017年10月23日 05:30 ]

表彰台で笑顔の伊藤(中央)。左は2位・岩渕、右は3位・岩佐
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 白馬サマーノルディックフェスティバル・スキージャンプ記録会は22日、長野県白馬村の白馬ジャンプ競技場ラージヒル(HS131メートル)で行われ、女子は伊藤有希(土屋ホーム)が110・5メートルと125メートルを飛び、合計226・8点で優勝した。男子は小林陵侑(同)が126メートル、127・5メートルの269・6点で制した。ソチ五輪銀メダリストの45歳、葛西紀明(同)は4位だった。女子の高梨沙羅(クラレ)は出場していない。

 台風21号が接近し、大雨と霧の悪条件となったが、平昌五輪のメダル候補、伊藤には関係なかった。1回目こそ飛距離を伸ばせなかったが、2回目は圧巻の125メートル。高梨不在の大会で、2位の岩渕に59・5点差をつける圧勝となった。「(冬仕様の助走路)アイストラックで雨は初めて。詰まる感じがあった。1本目はうまく対応できなかったが2本目は良かった」と対応力を発揮し満足そうな笑みを浮かべた。

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