ベアーズの新人ジャクソンが“記録”的な大活躍 パンサーズに快勝

[ 2017年10月23日 12:55 ]

2つのTDをマークしたベアーズのE・ジャクソン(AP)
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 NFLドラフトで4巡目(全体112番目)に指名されたアラバマ大出身のセーフティー、エディー・ジャクソン(24歳)が、22日に地元シカゴで行われたパンサーズ戦で圧巻の大活躍。第1Qの6分1秒、ファンブル・リターンから75ヤードを走破して相手エンドゾーンに到達すると、第2Qの2分32秒にはインターセプトから76ヤードを走りきってこの日2つ目のTDをマークした。

 ディフェンスの選手が1試合で2つのTDをマークしたのは2012年のLBザック・ブラウン(当時タイタンズ、現レッドスキンズ)以来、5年ぶりだが、異なるパターンで75ヤード以上のTDを1試合で2つマークしたのは、デビューしてまだ7試合目のジャクソンがリーグ史上初。インターセプトはNFLに入って初めてだった。

 75ヤード以上のTDを1シーズンで2つ記録した新人もジャクソンが初めてだが、なんとそれを1試合で達成。ベアーズは17―3(前半17―3)で勝利を収め、今季7試合目で昨季(3勝13敗)と同じ勝ち星(3勝4敗)を挙げた。

 ドラフト全体2番目に指名したQBミッチェル・トゥルビスキー(23歳)はわずか7回のパス試投(成功4回)で獲得は107ヤード。ファーストダウンの更新はパンサーズの20回に対して5回しかなく、ラン、パス両成績も劣っていたが、ジャクソンの2つのビッグプレーがチームを救う結果となった。

 パンサーズは4勝3敗。QBキャム・ニュートン(28歳)はパスで211ヤード、ランで50ヤードを稼いだが、最後までTDは奪えなかった。

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