王者ウォリアーズがグリズリーズに苦杯 カリーとデュラントは退場

[ 2017年10月22日 14:57 ]

マウスピースを投げ捨てて退場処分となったウォリアーズのカリー(AP)
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 昨季のNBAファイナルを制したウォリアーズは敵地メンフィス(テネシー州)でグリズリーズと対戦したが、101―111(前半51―56)で敗れて1勝2敗。開幕3戦で2敗を喫したのは、スティーブ・カー監督(52歳)が就任後、4季目で初めてとなった。

 ステフィン・カリー(29歳)は6本の3点シュートなどで37得点を稼いだが、第4Q残り44秒、審判に向かってマウスピースをたたきつけたとして退場を宣告された。29得点をマークしたケビン・デュラント(29歳)もこの判定に抗議して退場処分。本人は「自分へのフラストレーションがたまっていただけで故意ではない」と侮辱的行為を否定したが、後味の悪い試合となった。

 グリズリーズはセンターのマーク・ガソル(32歳)が34得点と14リバウンドをマークして勝利に貢献。ホームでの2試合でいずれも勝利を挙げた。

 なおここ2年間のファイナルでいずれもウォリアーズと対戦しているキャバリアーズもマジックに93―114(前半45―56)で敗れて2勝1敗。レブロン・ジェームズ(32歳)は22得点を挙げたが、試合開始から一度もリードを奪えずに完敗を喫した。

 マジックは2勝1敗。このカードの連敗を17で阻止し、2012年11月23日以来となる“打倒キャバリアーズ”を果たした。

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2017年10月22日のニュース