羽生結弦、初挑戦の4回転ルッツで着氷もジャンプ乱れ合計290・77点

[ 2017年10月21日 21:10 ]

フリーの演技をする羽生(AP)
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 フィギュアスケートのGPシリーズ第1戦、ロシア杯は21日、モスクワで男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の羽生結弦(22=ANA)がフリーで初挑戦の4回転ルッツに挑戦。きっちり4度回り、腰を沈めながらも踏ん張って降りた。

 フリーは最後から2番目に登場。映画「陰陽師」で使用された楽曲「SEIMEI」に合わせ陰陽師の安倍晴明を演じた。5本の4回転ジャンプを予定した自身最高難度のプログラム。冒頭で4回転ルッツに挑戦した。

 だが、4回転ジャンプ5本を予定していたが、決まったのは3本。得点も195・92点、合計290・77点にとどまった。

 同日午前に参加した公式練習では4回転ルッツを入念に確認。曲をかけて滑った際にこらえて着氷するなど、この日は計9本中2本成功した。過去3日の練習では5本中1本、8本中1本、3本中1本の成功。前日のSP後には「誰もがルッツを期待すると思うし、僕自身も期待している。期待やプレッシャーを受け止めて、勝ちに向かって貪欲に頑張りたい」と話していた。

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