小平奈緒、国内最高37秒25 平昌「金」へ好発進「満足せず自分高める」

[ 2017年10月21日 13:52 ]

スピードスケートの小平奈緒
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 スピードスケートの全日本距離別選手権は21日、長野市のエムウエーブで第2日が行われ、女子500メートルで、短距離エースの小平奈緒(31=相沢病院)が国内最高記録となる37秒25で優勝した。

 100メートルを10秒33で入ると、中盤以降は低い姿勢を保ってフィニッシュ。昨季、国内外のレースで15戦全勝した種目で、いきなり結果を出した。

 五輪シーズン開幕戦。「まだ大事に滑っている感じ。エンジンがかかりかけたところなので、さらに1速、2速、3速とアクセルを踏めれば」と今後をにらむ。

 「ここに満足せず、もっと自分を高められるようにしていきたい」と小平。平昌五輪での金メダルを見据え「海外のレースが始まればスイッチが入るので、その雰囲気を感じながら自分の限界を超えるようなスケーティングをしたい」を意気込んだ。

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