遼 5差スタート、3Wで正確性重視 1Wには「ワクワク感」

[ 2017年10月21日 05:30 ]

男子ゴルフツアー ブリヂストン・オープン第1日 ( 2017年10月20日    千葉県千葉市 袖ケ浦カンツリー倶楽部=7119ヤード、パー71 )

ブリヂストンオープン第1日 9番、ティーショットを放つ石川
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 ドライバーの不調と戦う石川遼(26=CASIO)は3Wを中心にした攻めで2バーディー、2ボギーのイーブンパー、71で首位と5打差の45位スタートとなった。5アンダーの首位には21歳の星野陸也(フリー)ら5人、1打差に4人が続く混戦模様。賞金トップの小平智(28=Admiral)は2アンダー18位発進となった。

 石川は「今週は3Wを中心で戦いたい」との言葉を実行に移した。スタートの10番で手にしたのは3Wで、フェアウエー中央に運んだ。続く11番もフェアウエーをキープし、第2打を2メートルにつけ初バーディー。13番で2つ目のバーディーを奪う。3Wの使用で同組のクーチャー、宮里優に置いていかれるシーンも多かったが「フェアウエーから打つことでリズムがつかみやすい」とメリットを口にした。

 後半は「アイアンの距離感が合わずにチャンスがなかった」とバーディーなしの2ボギーでイーブンに後退した。1Wを使ったのはパー5の9番、18番の2回。8〜10ホール使った他の選手と比べると少なかった。2回ともフェアウエーは外したがパーでまとめ「2回しかないので、ワクワク感で打てた。アグレッシブにいくのが自分のスタイルですから」と収穫もアピールした。トップとは5打差。「いいショットを重ねて1Wにつなげたい」と、再び練習場へ向かった。

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2017年10月21日のニュース