男子は石岡V、学法石川勢3人PO制す 女子は大田連覇飾る

[ 2017年10月21日 05:30 ]

スポニチ主催平成29年度全国高校ゴルフ選手権秋季東北大会最終日 ( 2017年10月20日    福島県棚倉町 棚倉田舎倶楽部=高校男子=7050ヤード、パー71 高校女子=6178ヤード、パー72 )

東北高校ゴルフで優勝した石岡(左)と大田
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 男子は7オーバー149で並んだ学法石川勢3人によるプレーオフとなり、最初のホールでパーセーブした石岡丈(2年)が初優勝。女子は初日首位の大田紗羅(東日本国際大昌平2年)が、4オーバーの148で連覇を果たした。男子の上位9人、女子の上位7人は来年3月に滋賀県甲賀市の富士スタジアムゴルフ倶楽部で行われる全国大会に出場する。

 学法石川勢が男子3位までを独占した。3人によるプレーオフ1ホール目。遠藤と桑島がボギーだったのに対し、石岡はパーでまとめ高校初優勝を果たした。「メンバーがメンバーだったので緊張より真剣勝負できる楽しみの方が大きかった。今回は回っている人に恵まれました」と同僚2人に感謝。全国舞台に向け、「強い選手が増えると思うが、上位を目指して頑張りたい」と意気込んだ。

 高校女子連覇を果たした大田は「意識はしていなかった。しっかり調整して臨めた結果です」と冷静に語った。この日も雨の中でのプレーだったが「狙える場所が絞れた分、コース戦略で考えることが多くて楽しかった」と2バーディー3ボギーで2位に5打差をつけた。1カ月前からいわきFCパーク内のジムに通い、平均以下だった筋力も標準まで引き上げるなど体力強化に励む。「過程が大事。しっかりやっていれば結果につながる」と全国舞台を見据えた。

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2017年10月21日のニュース