柔道・原沢、オーバートレーニング症候群 11月無差別世界選手権欠場

[ 2017年10月18日 05:30 ]

柔道の原沢久喜
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 柔道のリオデジャネイロ五輪男子100キロ超級銀メダリストで、今夏の世界選手権で初戦敗退するなど不調が続く原沢久喜(25=日本中央競馬会)が、慢性疲労に陥るオーバートレーニング症候群の一種と診断されていたことが分かった。

 男子日本代表の井上康生監督が、世界ジュニア選手権(18〜22日、ザグレブ)視察出発前に羽田空港で取材に応じて明らかにした。当初は11月の無差別世界選手権(モロッコ・マラケシュ)に派遣予定だったが、世界選手権後の精密検査で「オーバーワーク気味の数値が出た。(本人は)無差別も出場意欲があったが、今回は見送った」と説明した。休養を経てすでに練習は再開しており、12月のグランドスラム東京での復帰が期待される。

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2017年10月18日のニュース