渡部暁斗 柔から剛へ「結構な手応えがある」

[ 2017年10月17日 14:51 ]

欧州合宿から帰国した渡部暁斗
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 ノルディックスキー複合の渡部暁斗(29=北野建設)ら日本代表が17日、欧州での約1カ月の合宿を終えて帰国した。

 3月以来となる雪上練習もこなして「久しぶりに雪の上に立つのが楽しかった。ジャンプも距離もいい感じになってきている」と充実した日々を過ごしてきた。

 特に課題を持って取り組んできたのが「一番苦手としている部分」というジャンプの飛び出しの修正。今回気づいたのは剛から柔への転換の必要性だった。「背中を柔らかく飛んでいく。今までは硬さが力として伝わる感じがあったが、ある程度柔らかさがないとスムーズに動き始められない。柔らかさを力に変えていく」。

 練習でハマった時にはジャンプ終盤に一伸びが加わり、5メートルほど距離に違いが出たという。「距離にすれば20〜30秒アドバンテージが得られる計算になる。結構な手応え。それが自分のモノになればいい」と前向きな感触を得ていた。

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2017年10月17日のニュース