パッカーズのQBロジャースが鎖骨を骨折 今季の出場は絶望

[ 2017年10月16日 12:28 ]

鎖骨を骨折したパッカーズのQBロジャース(AP)
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 NFLを代表するQBの1人、パッカーズのアーロン・ロジャース(33)が15日にミネアポリス(ミネソタ州)で行われたバイキングスとの試合で右肩の鎖骨を骨折。そのまま退場し、チームは10―23(前半10―14)で敗れて今季2敗目(4勝)を喫した。

 ロジャースは第1Qに右にロールアウトしながらパスを投げたが、バイキングスのLBで1メートル96、116キロのアンソニー・バー(24)にヒットされてダウン。右手でフィールドに手をつき、その衝撃で鎖骨を骨折してしまった。

 2011年のスーパーボウルでMVPとなっている同選手は、2013年シーズンにも左の鎖骨を骨折。大黒柱を欠いたパッカーズはその後、2勝4敗1分けと苦戦を強いられた。今季は優勝候補の一角に挙げられていたが、すでに主力DBの3選手が故障でダウン。そこにロジャースの離脱という緊急事態が加わる形となった。

 パッカーズはロジャース退場のあと、2季目のブレット・ハンドリー(24)がリリーフ。157ヤードと1TDを記録したが、インターセプトを3回喫し、後半は無得点に終わるなどで精彩を欠いた。

 パッカーズに登録されているQBはロジャースとハンドリーだけで、チームと契約しているQBはプラクティス・スクワッド(育成枠)に在籍しているジョー・キャラハン(24)を含めても3人。試合後の会見では、現在どのチームとも契約していない元49ersのコリン・キャパニック(29)に関する質問が出たが、マイク・マッカーシー監督(53)はスーパーボウルを経験している同選手の獲得には否定的だった。

 勝ったバイキングスは4勝2敗。QBケース・キーナム(29歳)は38回中24回のパスを通して239ヤードと1TDをマークして勝利に貢献した。

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