ＮＦＬ４９ｅｒｓが史上初の珍記録　すべて３点差以内で５連敗

肩を落とす４９ｅｒｓのＱＢベサード（ＡＰ）
Photo By ＡＰ

　ＮＦＬの４９ｅｒｓが１５日、第６週の試合でリーグ史上初となる珍しい記録を残してレッドスキンズに敗れた。

　敵地ランドーバー（メリーランド州）でレッドスキンズと対戦して第３Ｑまで１７―１７と食い下がったが、結局２６―２４（前半７―１７）で競り負けて開幕６連敗。ドラフト３巡目（全体１０４番目）に指名した新人ＱＢで、かつてドルフィンズとレッドスキンズでスーパーボウル優勝（計４回）に貢献した名ＧＭ、ボビー・ベサード氏（８０）を祖父に持つＣ・Ｊ・ベサード（２３）が２４５ヤードと１ＴＤをマークしたもののあと一歩及ばなかった。

　これで４９ｅｒｓは９月１７日のシーホークス戦で９―１２で敗れて以来、ラムズ戦で３９―４１、カージナルス戦で１５―１８（延長）、コルツ戦で２３―２６（延長）、そしてこの日が２点差で敗戦。５試合連続で３点差以内で敗れたのはリーグ史上初めての“珍事”となった。

　２勝１４敗に終わった昨季はコリン・キャパニック（２９）の国歌吹奏時の“膝つき問題”で揺れ動いたが、カイル・シャナハン新監督（３７）を迎えた今季は勝てそうで勝てない試合の連続。昨季からの通算では７連敗となり、指揮官にとっては苦悩する試合が続いている。なおレッドスキンズは３勝２敗。ＱＢカーク・カズンズ（２９）は３３０ヤードと２ＴＤをパスで獲得した。