JOC山下氏 平昌五輪メダル目標は「金複数個を含む9個」

[ 2017年10月12日 21:04 ]

JOCの山下泰裕選手強化本部長
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 日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕選手強化本部長は12日、が都内で講演を行い、来年2月の平昌冬季五輪での獲得メダル目標を「金複数個を含む9個」であることを公表した。

 複数の金獲得が実現すれば、金5を含めて過去最多の10個のメダルを得た1998年長野五輪以来となる。前回2014年のソチ五輪は、長野五輪を上回る成績を目標とし、フィギュアスケートの羽生の金1つと銀4、銅3の計8個のメダルを獲得。2010年のバンクーバーでは金メダルはなく、銀3、銅2、2006年のトリノではフィギュアスケートの荒川静香の金1つで、2002年のソルトレークシティーは銀1、銅1に終わった。

 候補としてフィギュアスケート男子で2連覇を狙う羽生結弦(ANA)と宇野昌磨(トヨタ自動車)、ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(クラレ)と伊藤有希(土屋ホーム)スピードスケート女子の小平奈緒(相沢病院)、高木美帆(日体大助手)、団体追い抜き、フリースタイルスキー女子ハーフパイプ(HP)の小野塚彩那(石打丸山ク)、ノルディックスキー複合の渡部暁斗(北野建設)も挙げた。

 また、私見としながらも20年東京五輪では「過去最高の金30個を目指したい」と話した。

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2017年10月12日のニュース