白井 覚悟の「独り立ち」、内村には感謝「恩返しになった」

[ 2017年10月11日 05:30 ]

体操男子日本代表帰国

世界体操帰国会見を終えメダルを胸に笑顔を見せる白井(右)の横であくびする内村
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 得意の床運動、跳馬だけでなく個人総合でも飛躍した白井は「独り立ち」した大会となった。内村が棄権したことに「さみしい気持ちはあったが、これは独り立ちするいいきっかけになると思った」と覚悟を決め、見事に結果を残した。

 同部屋でも気落ちした様子を見せなかった内村の姿に「航平さんがずっと笑顔でいてくれた。個人総合でのメダルは大きな恩返しになった」と感謝した。内村との二枚看板として日本のけん引役となる自覚も十分。「来年の大会もチームの思いを背負って役割を果たしたい。団体戦を目標の中心にしたい」と団体戦での金メダルを大目標に据えた。

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