サーフィンより?大原洋人 e―Taxは「難しかった」

[ 2017年10月10日 15:52 ]

茂原税務署の広報大使に就任し、就任式で青木幸弘署長(右)から任命書を手渡されるサーフィン男子の大原洋人
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 2020年東京五輪で採用されるサーフィンの男子代表有力候補の大原洋人(21)が10日、千葉県の茂原税務署の広報大使に就任し、同署で就任式に出席した。大原は東京五輪のサーフィン会場で、同税務署の管轄下にある一宮町出身。パソコンを使って手軽に納税できるe―Taxの体験も行い「難しかった。今は(納税を)親に任せているが、大人になったのでもっと自分でやらないと」と話した。

 1年を通じて国内外のあらゆる大会に出場しており、賞金の受け取り方法もさまざま。現金で受け取る場合、銀行口座に振り込まれる場合もあり、国内開催であっても国際大会だと、米ドルの現金で受け取ることもあるという。賞金も額面から税金分を引かれて受け取るため「小さい頃は(額面)全部もらえると思っていた。実際はかなり引かれていたので、何でだよ、と思った」と少年時代の“税金体験”も披露した。

 現在は世界最高峰のチャンピオンシップ・ツアー(CT)の下部シリーズにあたるクオリファイリング・シリーズ(QS)を主戦場としており、来季のCT昇格を目指して11、12月にハワイで2大会に出場する。ハワイ特有のパワフルな波に対応するためにウエートトレーニングにも取り組んでいるといい、「(大会まで)あと1カ月あるので、体も気持ちもハワイの波に立ち向かえるようにしたい」と意気込みを語った。

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2017年10月10日のニュース