ジョセフHC、W杯へ一体強化 サンウルブズ&代表を指揮

[ 2017年10月3日 05:30 ]

代表候補合宿で指示を出すジョセフHC
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 スーパーラグビー(SR)のサンウルブズは、東京都内で来季から日本代表と併せて指揮を執るジェイミー・ジョセフ新ヘッドコーチ(HC)の就任会見を行った。15年にハイランダーズ(ニュージーランド)を優勝に導いている指揮官は「負担は大きいが(19年W杯で)最高の結果を求める上で必要」と決断。契約期間は未定ながら、渡瀬裕司CEOは「19年まで任せたい」と明言。日本代表とSRで選手を一体強化しW杯で8強以上の目標達成につなげる。

 17年シーズンは60人近い選手と契約したが、来季は40〜45人程度に抑えて「選択と集中」へとかじを切る。CTB立川理道(クボタ)ら5選手との契約も発表したが10人程度は日本代表資格のない世界的選手を取り込み選手間競争を通じても強化を図る方針だ。

 ≪代表候補合宿にFB野口参加≫会見前には日本代表候補合宿が行われ、新戦術の落とし込みが図られた。約2週間前の前回は教育実習で不参加だったFB野口竜司(東海大)も元気な姿を見せた。11月に代表招集された場合、主将を務める大学での公式戦は出られないが「選ばれたらチャレンジしたい。チームも(不在を想定して)準備してくれている」と春に続くメンバー入りを見据えた。

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2017年10月3日のニュース