五輪

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安室と書いてあづち、男子16歳以下で日本人初サーフィン世界一

サーフィン世界ジュニア選手権最終日 ( 2017年10月1日    宮崎県日向市・お倉ケ浜海岸 )

バックサイドオフ・ザ・リップスナップを決め優勝した安室丈
Photo By スポニチ

 男子16歳以下の部決勝で安室(あづち)丈(16)が16・60点を記録し優勝した。国際サーフィン協会が主催する大会の個人種目を日本選手が制したのは、史上初めて。3位にも15・43点の上山久里朱(くりす、16)が入った。日本は2人の活躍もあり、ポイントで争う国別対抗でも史上最高の3位。20年東京五輪での採用が決まっている新競技で、若い世代にも“五輪効果”が表れた。

 残り4分。逆転を懸けた最後のライディングで、安室が日向の波を完璧に乗りこなした。波に背中を向けて進むバックハンドで、ボードの先端を垂直に立てる切れのあるターンを4度決めた。首位に立つには8・45点の高得点が必要だったが、それを超える8・60点をマーク。砂浜へ上がると仲間たちに担ぎ上げられ、誇らしげに日の丸を両手で掲げた。

 「夢みたい。めちゃくちゃうれしいです。波が良かったので、あとは自分のサーフィンをするだけでした」

 今年4月に日本代表ヘッドコーチに就任した南アフリカ出身のウェード・シャープ氏は「ギリギリのところでも勝てるのは精神力が強い証拠」。大きな波に乗れば高得点が出やすいが、待てども波が来ない場合もある。最終の敗者復活戦を勝ち上がり決勝でも残り4分で高得点を叩き出した勝負強さを称えた。

 両親の影響を受けて幼少期から見よう見まねでサーフィンを始めたが、親の手ほどきはほとんど受けていない。生まれ育った四国の「上の子が下の子を育てる」という文化の中で技術を高めてきた。

 ジュニアとシニアの筋力差が大きい男子にあって、19歳で迎える東京五輪はピークとは言えないが「出られたら最高ですね」。日本のサーフィン史に名を残した16歳が、大きな目標を視界に捉えた。

 ◆安室丈(あづち・じょう)プロフィル◆

 ☆生まれとサイズ 2001年(平13)2月20日、徳島県海陽町生まれの16歳。現在は通信制の徳島・未来高校2年。1メートル65、56キロ。

 ☆家族構成 父・正人さん(56)、母・英子さん(48)。きょうだいは姉すずさんと弟・弦さん。

 ☆サーフィン歴 プロサーファーだった父の影響で幼少期から始め、小3から本格的に開始。14歳でプロ転向。

 ☆名前の由来 丈夫に育ってほしいという願いが込められた。読みが「あづちじょう」=安土城のため、歴史の授業ではいじられたとか。

 ☆性格 英子さんによれば「無口で人見知り」。今回の日本代表チーム内で付いたあだ名は「ツンデレ丈」。

 ☆お寺 正人さんの実家は兵庫県赤穂市にある安楽寺。安室の祖父が住職。

 ☆好きな食べ物 魚。体重管理には気を使っており、肉類よりも好き。

 ▽競技ルール 通常1ヒート4人で争われ、制限時間内(今大会では15〜25分)に行ったライディングのポイント(最高10点)の高い2つの合計点で争う。採点は技の種類による基礎点などはなく、ターンの角度、速さ、回数などを総合的に判断。5人の審査員の出した採点のうち、上下2人分を除いた3人の採点の平均値が得点となる。

[ 2017年10月2日 05:30 ]

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