NFLで国歌吹奏時の抗議継続 こぶしを突き上げるチームも登場

[ 2017年10月2日 11:05 ]

拳を突き上げたベンガルズの選手たち (AP)
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 米トランプ大統領の「国歌吹奏で膝をつくようなクソったれはクビにしろ!」発言を受けて、前週に各地で抗議行動が続出したNFLでは1日の第4週の試合でも怒りのパフォーマンスが噴出。国歌吹奏のセレモニーではベンガルズやタイタンズの選手がこぶしを突き上げ、シーホークスはDEマイケル・ベネット(31)ら9人がベンチに座ったまま整列しなかった。

 タイタンズのWRリチャード・マシューズ(27)はスタジアムの通路に待機してフィールドには姿を見せず、49ersとカージナルスは“二列体型”を組み、前列の選手だけが膝をついた。コルツやブラウンズなどは整列はしたものの隣同士で腕を組み、右手を胸に当てる通常の“作法”は拒否。大統領に対する怒りは1週間が経過しても鎮まっていなかった。

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