松山 後半崩れて逆転負け「相手の勢いにもやられた」

[ 2017年10月2日 05:30 ]

プレジデンツ・カップ第3日 ( 2017年9月30日    米ニュージャージー州ジャージーシティー リバティ・ナショナルGC=7328ヤード、パー71 )

9番でティーショットを放つ松山英樹(AP)
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 フォアサム、フォアボール各4試合が行われ、松山英樹(25=LEXUS)はジョナサン・ベガス(33=ベネズエラ)と組み、2人1組で良い方のスコアを採用するフォアボールで、ジャスティン・トーマス(24)、ダニエル・バーガー(24)組に3アンド2で敗れた。この日の計8試合で6勝1敗1分けの米国選抜が14・5―3・5とリードを広げた。最終日はシングルス12試合が行われ、松山は今季総合王者のJ・トーマスと対戦する。

 逆転で敗れた松山は「午前中(前半)はうまくプレーできたが、後半にうまくプレーできなかった。相手の勢いにもやられた」と悔しそうだった。

 序盤は好調だった。2番パー5は2オンに成功。8メートルのイーグルパットをカップ近くに寄せて1アップ。3番は花道から1メートルに寄せて2アップ。4番は2打目をUTでグリーン左に運びウエッジで寄せて3アップ。3連続で松山がホールを奪いリードした。しかしホールを追うごとにショットが乱れる。12番では1Wで右の池に打ち込んだ。チャンスをつくれず、調子を上げてきた米国選抜に逆転され、16番で力尽きた。

 大差を付けられ逆転には最終日のシングルス12試合で全勝する必要がある。松山は難敵J・トーマスと対戦する。「(チームの勝利は)ほぼ絶望的になってしまった。でもシングルスでは自分のプレーができるように頑張りたい」と話した。

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2017年10月2日のニュース