連覇狙う天理大　立命大に圧勝！３人で１００メートル走破のトライも

＜立命大・天理大＞後半、トライを決める天理大・井関
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　ムロオ関西大学ラグビーＡリーグが開幕した。連覇を狙う天理大は京都市の宝が池競技場で立命大と対戦。４９―８と圧勝し、昨季全国４強の実力を見せた。

　ランナーが揃うバックスの力が光ったのが、２８―３とリードした後半２３分だ。自陣ゴール前から展開。ＦＢ井関―ＣＴＢフィフィタ―ＷＴＢ久保と渡って右タッチライン際を大きくゲイン。ハーフウエーラインの手前付近で立命大ディフェンスが寄ったところで、久保が内側の井関にパス。快足ランナーが残りを走りきって、３人による１００メートル走破のトライを完結させた。

　「前に立っていたのがＦＷの選手でミスマッチだと思った。本当は大きく蹴るサインだったが、状況を見て切り替えた」と井関はしてやったりの表情。今季はＷＴＢからＦＢに周り「周囲を生かすプレーをしないといけない。きょうも自分で生きすぎた」と反省しつつも、計２トライはトライゲッターの本領発揮だ。

　次戦は、同大を破った関学大と対戦する。「小さなミスから崩れるとやりたいことができない。最初の１０分からしっかりやりたい」と、気を引き締めていた。