松山「難しい日だった」、相棒ティーショット乱調で逆転完敗

[ 2017年9月30日 05:30 ]

プレジデンツ・カップ第1日 ( 2017年9月28日    米ニュージャージー州ジャージーシティー リバティ・ナショナルGC=7328ヤード、パー71 )

プレジデンツ杯第1日 1番のティーグラウンドでクリントン元米大統領(左上)と握手をする松山
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 1つのボールを交互に打つフォアサム5試合が行われ、松山英樹(25=LEXUS)、シャール・シュワーツェル(33=南アフリカ)組は、ジャスティン・トーマス(24)、リッキー・ファウラー(28)組に6アンド4で敗れた。米国選抜が3勝1分け1敗で得点3・5―1・5とリードした。第2日は2人一組で良い方のスコアを採用するフォアボール5試合が行われる。

 6アンド4の完敗に松山は「難しい日だった。自分たちの良さが出せなかった」と悔しがった。クリントン、ブッシュ、オバマの元大統領3人が見守る中、1番からティーオフした。松山は偶数ホールでティーショットを担当。2番で会心の一打をフェアウエーに運ぶと相棒のシュワーツェルが5メートルに2オンして先にリードを奪った。

 しかしシュワーツェルのティーショットが大乱調。1ダウンで迎えた5番で右のラフに入れて、7番では左の池に打ち込んだ。9番では大きく右に曲げてロストボールとした。いずれのホールも相手に奪われ4ダウン。10番パー3で松山が3メートルに付けて反撃したものの焼け石に水だった。意気消沈のシュワーツェルの肩を抱いて励ましたが「“まだホールがあるんだぞ”と伝えようとした。伝わったかどうかよく分からない」とうつむいた。

 第2日はパットのうまいハドウィンと組んで、スピース、リード組と対戦する。「しっかり準備したい」と気持ちを切り替えた。

 ▽大会方式 全てマッチプレーで行われ、初日はフォアサム5試合、2日目はフォアボール5試合、3日目はフォアサム、フォアボールを各4試合、最終日はシングルス12試合を実施。勝てば得点1、引き分けは0・5を獲得し4日間の合計得点で勝敗を決める。

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2017年9月30日のニュース