羽生ミス連発 まさかの2位「雑念が多かった」「悔しさという大きな収穫」

[ 2017年9月24日 12:59 ]

<オータムクラシック最終日 男子フリー>トリプルアクセルで転倒する羽生結弦
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 フィギュアスケートのオータム・クラシックは23日(日本時間24日)、カナダ・モントリオールで男子フリーが行われ、男子ショートプログラム(SP)で112・72点の世界最高得点をマークして首位発進した羽生結弦(22=ANA)は、転倒するなどミスが続き、得点を伸ばせず155・52点と失速。合計268・24点の2位に終わり、大会3連覇を逃した。SP2位のフェルナンデス(スペイン)がフリー177・87点、合計279・07点で逆転優勝した。

 フリーは最後から3番目に登場。2季ぶりに映画「陰陽師」で使用された楽曲「SEIMEI」を再演した。しかし、冒頭のジャンプで踏み切りのタイミングが合わず。終盤にはトリプルアクセルで転倒。最後のジャンプも着地でバランスを崩した。

 羽生は「雑念がすごく多かった。いろんなことを考えすぎて、グチャグチャになっちゃった」とミスを振り返りながら「今季初戦だったが、悔しさという大きな収穫を手に入れることができた。強い自分を追いかけながら、さらに難しい構成で(自分を)追い抜いてやろうと思う」と前を向いた。

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