飯塚翔太「納得ができる走りを」100メートルに照準

[ 2017年9月23日 19:57 ]

 陸上のリオデジャネイロ五輪男子400メートルリレーの銀メダルメンバーで、今夏の世界選手権でも同種目で銅メダルの一員だった飯塚翔太が、100メートルの盛り上がりに加わる。ヤンマースタジアム長居(大阪市)での全日本実業団対抗選手権は、日程面を考慮して専門の200メートルを欠場。24日の100メートルに照準を定めた。

 「今、楽しい気持ちで走れるのは100メートル。納得ができる走りをしたい。個人種目ではシーズン最後になるので」

 23日の1600メートルリレー予選の後に目を輝かせた短距離界の好漢。今大会の100メートルは、桐生祥秀が9日に日本人で初めて10秒台の壁を突破した後に初めて実力者が集まるとあって注目が高い。山県、ケンブリッジらと競うことになる。

 「(桐生には)刺激をもらっている。世界で一緒に戦っている仲間なので。リレーのメダルに恥じない、見合うだけの結果を求めていかないといけない」

 本職ではないとはいえ、6月の布勢スプリントで10秒08の自己記録を出した。レースを盛り上げる存在になりそうだ。

続きを表示

2017年9月23日のニュース