どうなるウォリアーズのホワイトハウス表敬訪問 選手は拒否、フロントは苦悩

[ 2017年9月23日 13:49 ]

メディアデーに出席したウォリアーズのカリー (AP)
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 昨季のNBAファイナルを制した王者ウォリアーズのメディアデー(記者会見&写真撮影)が22日にカリフォルニア州オークランドで行われたが、主力ガードのステフィン・カリー(29)は「行きたくないし、その気持ちは変わらない」と慣例化している優勝チームのホワイトハウス表敬訪問については否定的な見解を示した。ファイナルでMVPとなったケビン・デュラント(28)も「考えを変えるのは難しい」と拒否。人種差別的とも思える発言と政策を繰り返した大統領に対する反発は強く、2月27日に予定されていたウォリアーズとトランプ大統領の“合体”は依然として宙に浮いたままの格好となった。

 スティーブ・カー監督(51)は「夏はみんなバラバラだったので話し合う機会がなかった。これから話し合って数日後に決めたい」と発言。「賛成派と反対派がいて、まだどうなるかわからない」と語ったボブ・マイヤースGM(42)は現在、政府関係者と協議中で、最終決定にはジョー・レイコブ・オーナー(61)も加わることになっている。

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