豪栄道、10連勝で止まるも2差変わらず「しっかりやるだけ」

[ 2017年9月22日 05:30 ]

大相撲秋場所12日目   ○松鳳山―豪栄道● ( 2017年9月21日    両国国技館 )

<大相撲秋場所12日目>豪栄道(右)をはたき込みで破る松鳳山
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 大相撲秋場所12日目、幕内は単独トップの大関・豪栄道が平幕・松鳳山にはたき込まれて2敗目を喫したが、2差で追っていた3人も敗れたため、優勝は最短で14日目となった。2差の4敗は10人となった。

 豪栄道が松鳳山に不覚をとり、通算1000回目の出場を飾れなかった。2差で追いかけていた貴ノ岩、朝乃山、千代大龍が取組前にそろって黒星。勝てばV王手にもなる一番で闘志が空回りした。2度突っかけられ、3度目で成立した立ち合い。影響は「ない」と否定も動きは硬い。激しく突っ張る相手に負けじと突き放していったが、はたかれてバッタリ。残り3日に「自分のやるべきことをしっかりやるだけ」と自分に言い聞かせた。

 22日に初の自伝「すもう道まっしぐら!」(集英社みらい文庫)が発売される。「子供向けと聞いて、分かりやすく相撲のことを伝えられたら」と意図を話す。出版同日Vは逃したが、12日目を終えて2差から逆転されたのは過去3度だけ。V2へ有利な立場は変わらない。

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2017年9月22日のニュース