内村V7へ!ベルニャエフ「上」も「誰に勝つとか意識ない」

[ 2017年9月20日 05:30 ]

「世界体操カナダ2017」会見で意気込みを語る内村航平
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 ライバルも連覇も意識しない。体操・世界選手権(10月2日開幕、カナダ)の男子個人総合で前人未到の7連覇が懸かる内村航平(28=リンガーハット)ら日本代表が19日、都内で会見に出席した。昨年のリオデジャネイロ五輪で大接戦を演じたオレグ・ベルニャエフ(23=ウクライナ)について、内村は「オレグはリオと変わらないレベルを維持している半面、僕はそこまで維持できていない。彼の方が上に行くんじゃないか」と話した。

 白旗を揚げたわけではなく、これまでも特定の選手をライバル視したことはなかった。美しい体操を追い求め、個人総合40連勝、世界選手権6連覇、五輪連覇を成し遂げてきた。「別に彼とだけ戦うわけじゃない。誰に勝つとかは意識していない」。今大会のテーマには「難しいことを簡単に美しく」を掲げた。「結果以上に、演技の質にこだわってやっていきたい」。自らの演技を完遂した先に、黄金の輝きは待つ。

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