世界女王の奥原希望 ヨネックスOP優勝へ「全力でプレーしたい」

[ 2017年9月19日 18:16 ]

健闘を誓い合う(左から)キャロリーナ・マリン、奥原希望、シンドゥ・プサルラ
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 世界女王が凱旋V宣言だ。バドミントンのダイハツ・ヨネックス・オープン・ジャパンは19日開幕し、記者会見が会場で行われた。8月の世界選手権で日本勢として40年ぶりの優勝を果たした女子シングルス奥原希望(22=日本ユニシス)は「優勝を目指している。ホームゲームなのでたくさんのファンにプレーを見てもらいたい」と意気込みを語った。

 同大会で2年ぶりの優勝を狙う奥原だが、その前には包囲網が何重にも張り巡らされている。順当に勝ち上がれば、2回戦で世界選手権決勝で1時間50分の激闘を演じたシンドゥ・プサルラ(22=インド)と再戦。準決勝では世界ランク2位の山口茜(20=再春館製薬所)との日本人対決の可能性もある。

 プサルラは「今回は日本のホームゲームで警戒している」と話し、リオ五輪金メダルのキャロリーナ・マリン(24=スペイン)は「(奥原は)成長著しい選手で、試合ごとに良くなっている。タフな試合になる」と要注意選手に挙げた。奥原は「前回優勝したときは、その後に五輪でメダルを獲ったり、世界選手権での金メダルは想像できなかった。今回も私らしく全力でプレーしたい」と進撃を誓った。

 大会第2日の20日は各種目の1回戦が行われる。 

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2017年9月19日のニュース