世界選手権銀メダリスト大橋悠依が個人2冠 えひめ国体

[ 2017年9月15日 15:48 ]

えひめ国体・競泳初日 ( 2017年9月15日    アクアパレットまつやま )

 大会初日は今夏の世界選手権銀メダリスト、大橋悠依(東洋大4年)が個人2冠に輝いた。成年女子100メートル自由形を55秒41で制すと、成年女子200メートル個人メドレーは2分10秒31の大会新記録で優勝した。

 今月9日に同じ東洋大で、同じ滋賀県彦根市出身である陸上短距離の桐生祥秀が100メートルで9秒98をマーク。成人式ではツーショット写真を撮った間柄で、桐生が日本新記録を樹立するレース前には「ツイッターを見る限り調子良さそうだと思っていた。やってくれるんだろうと思っていた」と好記録を予感。見事に的中し、「日本中が大騒ぎしていた。凄い。自分も頑張りたい」と刺激を受けた。

 自身はこの日、本職の個人メドレー以外に100メートル自由形で初めて全国大会を制覇した。「去年は予選落ちだったので」とシーズン最後のレースで成長した姿を見せた。地元・滋賀のテレビ局からは、この日の2冠が桐生にとって刺激になったと思うか問われたが、「多分、彼はあまり気にしてないと思います」と苦笑いした。

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2017年9月15日のニュース