藍 現役最終戦は強い風雨で仕切り直し 54ホールに短縮 

[ 2017年9月15日 00:04 ]

悪天候で初日の競技が無効になり、取材に応じる宮里藍(中央)
Photo By 共同

 米女子ゴルフのメジャー最終戦エビアン選手権は14日、フランス・エビアンのエビアン・リゾートGCで開幕したが、強い風と雨のため約4時間半の中断を経てラウンド取り消しの裁定が下された。

 この大会でのラウンド取り消しは13年以来4年ぶり。競技は54ホールに短縮され、15日に全選手が改めて第1ラウンドを開始する。

 この試合で現役を引退する宮里藍(32=サントリー)は10番から出て16番の途中までプレーし、3オーバーの暫定48位だったが、仕切り直しとなる。

 20メートル近い強風の中スタートした宮里は、2ホールをパーで終えたが、12番でティーショットを左サイドのバンカーに入れて、フェアウエーからの3打目をミスしてダブルボギーをたたいた。続く13番もティーショットを左に曲げてピンチを迎え、2打目を前方の枝にあててボギーとした。

 206ヤードの14番パー3は5メートルのパットを決めて初バーディーを奪ったが、15番パー5で3メートルのバーディーチャンスから3パットしてボギー。続く16番をプレー中に悪天候のため中断。その時点で3オーバーの48位だった。

 宮里は「凄いびっくりした。なかなか初日でこういう決断はない。どういう経緯になったのかは気になったけど、決まったことはしようないので、また明日から頑張っていくしかない」と話した。

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2017年9月14日のニュース